【Ｒ18】彼は、私など見ていなかった。上官の娘に優しくしただけ。思いさえも偽物だと否定され、私は絶望する。もう、どうにでも、なればいい。私なんていらない。なのに、どうして、あなたが私を迎えに来るの……？

【Ｒ18】田舎から出てきた男爵令嬢のフローラは、女性の憧れ騎士のロランドに迷っていたところを助けられた。それ以来、ずっと思いを抱き続けていたが、八歳年上の彼は、一年たった今も子供扱い。寂しいけれど、やっぱり好き。側にいられるだけで、幸せ。一方ロランドは、八歳も年下の少女に懸想して、手出しも出来ずに悶々としていた。自分の想いは、きっとフローラにはまだ重い。今はまだ、見守るだけでいい……――

【社Ｒ】沢山の女達が閉じ込められて一人の男を囲む場所。そこで生まれて死んでいく「私」の話。

【社Ｒ】列車に乗って心中を目指す姉弟の話。Twitterで流行っていた「#男女心中道行電車100字書き出し」をお題に結末まで書いたもの。

【Ｒ18】リアーナは専務の秘書。美しく冷たい上司は初対面で「新人はいらない」といった。それから数年、二人は完璧な上司と部下の関係で精力的に業務をこなす。リアーナは、尊敬する上司にいつしか恋を自覚して。王道、秘書と上司のお話。ハッピーエンド、完結しました。登場人物の複数視点で話が進みます。

【Ｒ18】感情の制御をするため仮面を被って生きてきた男、御影智弘（みかげともひろ）。クールな課長の仮面は部下の山本千鶴（やまもとちづる）と出逢って時折り剥がれそうになった。じれじれ課長と健気な部下のオフィスラブ。御影の視点ですのでストーカーになる一歩手前です。山本さんに同情しながらお読みください。Ｒ１８の表現は後半です。

【Ｒ１８】リシェルは、将来性も甲斐性もない結婚とは無縁な３８の独身男、レイオンに恋している。一方のレイオンは、没落したとはいえ元男爵令嬢で年頃の娘のリシェルは高嶺の花だと思っていた。距離を縮めたい少女と、彼女には手を伸ばすまいと決めているおっさんの年の差恋愛。

【Ｒ15／社Ｒ】『今思い返すならば―――もう、あの時すでに、自分は囚われていたのだ。』奥深い森に一人で住むユーリは、その平穏な生活を心の底から愛していた。それなのに、なんの間違いか王城で働くこととなった矢先、たまたま樹上で出会ったのは黄金色を持つ第一王子だった。その身に、金色を頂く王と黒を宿す女。彼らの出会いから始まる、永きに渡る物語。

【R15】彼氏いない歴２３年。地方都市に住む地味で初心な女性と、結婚を真剣に考えている３０歳男性の、地味でちょっと赤裸々な、お付き合いのお話。

【Ｒ１５】姉の結婚が決まった。ふしだらな噂のたえない姉だった。しかし、半分だけ血の繋がった弟は、姉の行動の真意を知っていた。けっして認めないだろう、その想いを。似たもの姉弟の、生涯にたった一度きりだろう恋の、顛末。

【R15】渡り廊下を小走りに駆け抜けたら、そこは異世界でした…という普通女子が主人公。お世話になっている孤児院に、怪我をした騎士がやって来て…そこから始まる、紆余曲折。そんなつもりはなかったのに、気がついたら一生懸命、恋をしていました。

【R１８】社会人二年目の志穂は彼氏とデート中に彼氏の浮気相手と鉢合わせし、その場で別れを決意する。その後、中学の同級会で再会していた初恋のひとから強引に迫られて。【本編・番外編　2017/5/28完結】

【Ｒ１５】何時の間にか、声が出なくなっていた。そしてわたしは、守ってくれた彼を捨てて逃げた。だから彼が、わたし以外の誰かと結婚することになったのだとしても、わたしは構わない。どんなに胸が張り裂けそうでも、わたしは彼が幸せならそれで良いの。

【R18】古本屋の留守番の陽菜子と大学生の祐輔の二人は恋に堕ち、祐輔は卒業して三年したら迎えに行くと約束する。昭和初期をイメージしました。

【Ｒ１８/社Ｒ】普段と少しだけ違う事をして、美香は異世界へ落ちてきてしまった。適当をモットーに生きる美香と彼女を取り巻く周囲の人々、気楽で居心地の良い環境。すっかり異世界での楽しい生活に馴染みきり、様々な局面で選択を間違えながら、それでも止まる事無く日々は過ぎて行く。果たして美香さんは、元いた自分の世界に戻る事ができるのか。※自サイト版を改稿したものになります。

【Ｒ１８】張り切ると空回りばかりしてきた山本。仕事にも慣れたころ上司の御影に淡い想いを抱く。（処女だし）積極的に行動するといいことがないと諦めて生きている山本と俺様で女性をとっかえひっかえしてきた課長・御影のオフィスラブ。我慢出来ずに思わず山本が張り切ってしまった社員旅行の行方は…。Ｒ１８は少な目です。

【R18】美由は以前から課長に片思いをしている。上司と部下、この関係で充分だった。それは、あまり好かれていないと思っていたから。ある日一人で残業をしていると課長から食事に誘われて…。

【Ｒ１５】第三世界、またの名を転生の地と呼ばれるそこは誰もが死後に訪れる場所だ。住人全員が一世代前の前世の記憶を持つ場所で、私は再会した。来世で幸せになろう、と誓った恋人と。

【Ｒ１５】社交界の花と呼ばれる伯爵令嬢アデーレは、イヴァン・マイセンブルク公爵と政略結婚をすることになる。彼との結婚式直前で「適当に肖像画を引き当てただけ」と言われたアデーレは、幸せな結婚生活を送るため彼に宣戦布告をするが――。

【Ｒ１８】同じ部活のセンパイが好きなジローと腐女子のアヤは、とあるキッカケを機に互いのヒミツを共有する。歪なカタチで始まった関係は、性欲の延長線上。互いのヒミツを見せ合って、本能のままに触れ合って、近づいていくふたり。好きよりも先に、快楽を知ってしまった。だけどその秘密が他人にも知られて――ヘタレ男子×ツンデレ腐女子×腹黒生徒会長。未発達なココロとカラダがいびつなカタチで大人になっていく――

【R18】記憶の森には、魔導師によって結界が張られた、忘却の泉と記憶の木があった。忘却の泉の水を飲むと一部の記憶を失い、その記憶は記憶の木の葉となる。その記憶の森近くの古城に幽閉されているエレーナ姫は、不思議な夢をみるようになっていた。

【Ｒ15】タイトルの通り、「彼」と「彼女」のショートストーリーです。全体的に甘いですが、時折切ないものが混じります。基本、１話読みきりですので、主人公の名前は特に設定しておりません。お茶漬け感覚で、サラサラ っと読みたい方向けです。※タイトル「キスを頂戴」のみがR15となっています。ご注意くださいませ。

【一部R15】果琳は8歳の時に事故に遭って以来、音が聞こえない。ある日街の大画面の前で立ち尽くしていた果琳が出会ったのは――？【本編】2012.12.07完結

【Ｒ15】突然街の中で出会った二人。それは一瞬にして恋路へと迷い込む合図となった。お互いに何をしているのかは秘密。そんな謎めいた出会いに二人はだんだんと惹かれていく。 【改稿完結　2012.12.31】

【Ｒ１８】音楽イベントに行った里桜は、偶然ぶつかった壮大（そうた）に、汚れた服の代わりに短パンを借りた。後日渡されたのは、新しい服とライブのチケット。どうしてわたしなんかに構うの？付き合うことになったけど、彼には秘密があるようで…。後半にＲ18の予定。二十代の男性バンドマンと、十代最後の女子大生の話。ハッピーエンドを目指します。

【Ｒ１５】朝起きたら、記憶を失った女性主人公は剣士風の強面男マークに助けられていた。マークだけに懐き執着するどこかズレた性格の主人公に、マークは振り回され絆されていく。中世ヨーロッパ風異世界を舞台に繰り広げられるのどかな（？）恋愛ストーリー。

【R18】告白も満足に出来ない年下男と、猪突猛進ゲーマー女の恋愛模様。■『二十歳になったらボクと結婚してください』んなもの待ってられるわけないでしょ！？ と逆手にとって私は婚姻届を送りつけた。

【Ｒ１８】妖狐の血を引く葉月は一族の次期当主。彼女が十七になった年、四年前に彼女の元を去った下僕達が村に戻って…。下僕二人×ツンデレお嬢のラブエロ（？）コメディです。

【R18】従兄に頼まれ、両親を亡くした遠縁の少女・藤野清香を引きとることになった鴻上尊。オネエのカフェ店主と少女の同居生活。二人は兄妹のような親子のような絆を結んでいった……はずだった。二人の出会いから六年。十六歳になった清香が尊を押し倒すまでは……。イケメンオネエ×少女の恋物語。

【R18】憧れの人には思う女性がいる。寿退社する男性社員に人気のあった、私の同期の送別会の夜。ちょっと憧れていた営業部エースの斎藤さんは、他の男性社員同様に酔いつぶれていて…。その夜、動き出したあたしと彼の距離…