【全】海に住む少女、リィル・クラッドは、夢に出る人に恋をしていた。だが、突如好きな人そっくりな男が現れる。夢が未来を示しているのではないかと思い当たり、リィルはその記憶を頼りに未来を変えていくことになる。

【全】東果ての海に広がる『死の庭』。選ばれた者は護人と呼ばれ、祈りの旅路を歩む。ロイシア王国第二王女ジゼルは、姉姫ギシェーラを支えながら何不自由なく暮らしていた。――七年後、南の島を訪れていたジークは、島に流れ着いた少女プロセルフィナを助ける。「歌え。俺のために。俺を生かすために」世界の生贄たる《死の庭》の乙女が繋ぎ導く物語。――あなたを喪うであろう未来に、不幸ばかりを拾い上げて泣いたりはしない。

【R18社R】愛される伯爵夫人を目指していいですか？絶望するゆらの前に一人の紳士が現れる。彼の言葉には優しい魔法があった。彼女が彼の差し出した手を触れたその時から、異世界への扉が開かれていた。甘めの異世界ロマンス風小説です。

【Ｒ１８/社Ｒ】天涯孤独の身になった沙璃は、古い洋館で暮らす美貌の叔父と出会う。//年上の男が慌てふためくのが面白いから。裕福で恵まれた人間が悔しがるのが痛快だから。美しい者が言いなりになれば誰だって気持ち良いだろうから。　誰だって――？//女性が嗜虐的で男性が被虐的です。性暴力、強制、監禁等の要素を含みますのでご注意ください。 長編完結済みで、番外編、後日談を更新中です。

【完全Ｒ15】青く輝く日本刀を操る少女ハル。血の契約を結んだ下僕、サイとダース。３人の聖魔狩りが始まる……

【R15】 眠り姫に優しいキスを ある日突然消えた恋人、藍（あい）。嫌な予感を覚えて、カメラマンの青年・拓郎は藍を捜し始めるが――。１７歳・謎めいた天然少女×２７歳・青年カメラマン の現代ＳＦちっくラブストーリー。

【Ｒ１５】恋にも仕事にも臆病になっているアラサー公務員果歩と、４歳年下の上司藤堂の、恋と成長の物語。番外編「藤堂瑛士の４月」を更新中。本編第一話の藤堂視点の物語です。

【全】西部劇調・悪魔祓い譚。旅芸人の少女・ルースは、新大陸に来たばかり。行く先々で数々の事件に遭遇するが、どうやらそれには怪しい用心棒が関係あるようで？

【全】琉球風ファンタジー。兄を死なせてしまったと嘆く少女・ククル。 新しい“兄”として連れて来られた少年は、兄とは似ても似つかなくて――。兄を失った少女と兄になった少年が辿る旅路とその果てには、何がある……？本編完結済。

【社Ｒ】宝玉を奪取すべく集落に赴いた赤髪の男。そこには愛らしい巫女がいた。二人はめぐり逢うべくしてめぐり逢う。※ピカレスク・ファンタジー。

【全】「あなたがいてくれて、よかったの」二十六歳の珠村紗己子はある日、困っている女性に出会う。彼女のために起こした行動の先にあったものは――？　心に傷を抱える女性と年下の新米青年保育士がたどりつく友情以上恋愛未満の恋のお話。

【全】祖父の営む京都の骨董屋で店番をしていた高校生のたえは、ある日古い鏡の中に、映るはずのない映像を見る。 太平洋戦争中の上海と現代を結ぶ、時を越えたラブストーリーです。

【Ｒ18】突然に配達された差出人不明の手紙。それは、ひそかな思いがつづられたラブレター。『初めまして、突然のお手紙を失礼します。驚かれたでしょうが、出来れば最後まで読んでください。いつも、貴女を見ています。』私を見ているのは、だれ？

【全】魔法通り商店街の一角に、その小さな時計店はあった。通称「魔法通りの魔法を使わない時計屋さん」。店主の魔女リリカは使い魔のハチワレ猫ピゲとその時計店を静かに営んでいた。そんな変わった店にある日訪れた美形の男性客。「是非君に修理を頼みたいんだ。その時計には魔法が掛かっているみたいでね」「お引き取りください」――《変わり者の魔女》と《謎の金髪美青年》との運命の出逢いの物語。

【全】ある有名指揮者の死をきっかけに、歯車が狂い始める。天涯孤独となった孫娘・芹沢華音は、残された交響楽団の運命を、『芹沢』の名をもって背負っていくことになる。そして幼いころから兄のように慕っていた一番弟子の青年と、突然ウィーンからやってきた横柄で不遜な二番弟子。彼らが憎しみあう本当の理由――それは指揮者が十五年もの間、ずっと隠し続けてきた『芹沢家の秘密』にあった。

【全】現代ラブファンタジー短編集。和風、ダークロマンス、コミカル、ジュブナイル。いろんな風味で随時更新

【Ｒ18】オタクと言われ女の子には無縁な優哉。そんな彼は美少女杏菜とひょんなことから同居する事になって…。謎ばかりの彼女だったが、いつの間にか二人は恋に落ち……純粋優哉の切ない初恋模様。

【全】人気のない森の中で生まれた木の精、名前は木葉。木葉との恋愛の中で、浩一は確かに何かを見つけていく……。家族愛、友情、そして―――。

【Ｒ18】貧しい武家に生まれた月子は、志を持って働く父と、病の母と弟妹の暮らしのために、身体を売る。 そんな月子に、縁談が……？R18描写は少なめです。

【社Ｒ】大陸有数の強国・アルバには、「呪い」と言うべき迷信がはびこっていた。初代王に倒された魔女が甦り、国を滅ぼすと。魔女と同じ白子の王女・アイラシェールは、父王によって呪いを恐れる国民から隠されて育ったが、時代の動乱が、彼女と彼女を愛する侍従・カイルワーンを悲劇へと押し流していく。だがそれさえも、大きな時間の流れとそれがもたらす「運命」の始まりにすぎなかった。（2020/9/29　番外編第25回up）

【R１８】【完結】朝日みかげは平凡なOL。友達の結婚式で訪れたホテルで、20年以上ぶりに幼なじみの寺岡真琴と再会を果たした。美青年に成長し、会社の経営者となっていた彼との距離が近づき惹かれ合う。しかし、その正体は…

【社Ｒ】十二月二十四日、クリスマスイヴ。この日は俺の誕生日であり、大切なものを失った日。ずっと自らを呪い続け、けれども再び逢えることを望み続けていた俺の目の前に現れたのは、日本人離れした美しい容姿を持つが、口がとても悪い自称〈天使〉だった。【完結済み】

【R18/社R】桜の木の前で鬼王に見初められた少女・美咲。だが、その出逢いは、遥か昔から定められていた必然だった。美咲のもう一つの魂を欲する鬼王と、美咲を守ることが使命だと強い誓いを立てる美青年能力者・南條。そして、過去世から繋がる深き因縁。それぞれの思惑が渦巻く中、少女は課せられた宿命と戦い続ける。

【Ｒ15／社Ｒ】君は僕の炎、僕の情熱、僕の生きる意味…。幼児放火殺人事件の陰に消えた、一人の男の叶わぬ愛と炎の記憶。【2021.8.14完結】

【全】大人の俺だがイマジナリーフレンド（架空の友人）がいる。彼らはある予言をする。 それは「神父になること」と「恋をすること」 神父になりたいと思った時から、俺は生涯独身でいるつもりだった。そんな俺のところへ、人見知りの美しい少女が現れた。 何気なく俺が言ったことで彼女は過敏に反応して、耳まで赤く染まる。 なんてことだ。 これでは、俺が小さな女の子に手出しする悪いおじさんみたいじゃないか。

【全】ファルメリア王国の姫、メルティア・P・ファルメリアは、幼いころから恋をしていた。幼いころの約束を信じ、いつかジークと結ばれると思っていたメルティアだが、ジークが結婚すると知り──

【Ｒ18】鏡のようにそっくりで、光と影のように正反対な妹・美陽に抱くのはコンプレックスと、憧れ。誰かが入ることを許さず、全てのものを頑なに拒み続けた美雨の世界は誰もいなくなった。ある日、美雨は眩暈と浮遊感に襲われて意識を失う。ミハル――――そう呼ばれて目を覚ますと、そこは見知らぬ場所であった。小さな小さな美雨の世界。それがいま、大きく変わり始めようとしていた。

【Ｒ１５/社Ｒ】「第３王子の運命の相手は──獅子の名を持つ、貴族の血を受け継ぎし齢１７の娘！」母の生まれた国の王族は少し変わった方法で結婚相手を決めるらしい。なんと占いだ。娯楽目的で花嫁選びの場に立ち寄ったはいいが、まさかの自分が該当してしまった。いや、ごめんて。きっと何かの間違いだからそんな怖い目で睨まないでください王子様！！

【Ｒ18】名家の姫・美弦と、家の乗っ取りを企む男・主計。和風擬戦国時代物。番外編は、じれじれほのぼの。侍女あきつを巡る、主計の側近の壱蔵と小姓の千代尋のあれやこれや。

【R15】４年前に事故で両親を失った由利亜は、現在天涯孤独の身。彼女の父は、華宮グループ総帥の一人息子であったが、屋敷のメイドと駆け落ちをして華宮家とは絶縁状態となっていた。そのため、生まれてから華宮家とはなんの関係もなく生きてきた由利亜であったが、ある日、華宮総本家から一通の手紙が届いたことにより、彼女の運命は動き出す。（2010.5　改稿）